中国らしさが特徴の《花兒納吉》。
「忘川風華錄」の収録曲ではない。
これもまた三無Marblueが歌ってこそ、という曲。
歌い方も曲調も聴き慣れてないので新鮮だ。
以下「忘川風華錄」のカバー。
【三無翻唱】多情岸 【忘川風華錄】
前回書いたように曹植の洛神賦にまつわる曲のようだ。
ブログに埋め込む際に縮小しているのでわかりにくいが、「忘川風華錄」は曲ごとにMVが制作されていて、それぞれ本格的な内容になっている。
bilibiliのアカウントが公式らしいのでそちらへのリンクを貼る。
ただ、歌はオリジナルのボーカロイドのまま。
《多情岸》
《洛阳怀》
《易水诀》
《山河令》
《簪花人间》
《栖凰》
《心上秋》
《祖龙吟》
《如见青山》
関係者の名前が明記されているので作詞、作曲、映像編集など制作に係わった人を知りたい場合はすぐ把握できる。が、そのスタッフの多さに驚く。
それだけ人数かけるなら最初からちゃんとした歌手に歌わせた方がよくないか？と思ってしまうくらいだが、それはエゴか。
これはボーカロイドを使って作品を作りたい人が本気で制作した結果、生まれた曲とMVだろう。そのおかげで三無のカバーに出会えているのだから、それで十分と受け止めている。
などと書きながらスタッフの名前を見ると、作曲者の一覧にある银临は銀臨のことじゃないか。さりげなく書いてあったので異体字に気付かなかった。
《易水诀》が彼女の作品のようだ。
これ最初から銀輪が自分で歌った方が…。
彼女は作曲も歌もこなせるシンガーソングライターのような人なので、つい欲張ってしまう。代表曲ともいえる錦鯉抄の詳細は中国アニメブログ ちゃにめ！様のところにあるのでリンクを貼らせていただこう。
リンクフリーとのことなので、感謝しつつ利用させてもらいました。
さて、話を戻す。
全てのMVを確認したわけではないが、とても繊細で中国らしい美が強調されている。
また、漢字の描写がとにかく美しい。
漢字を美しいと思う機会があまりないので、これには舌を巻いた。
さすがに本家だ。
【三無翻唱】棲凰 【Cover】【忘川風華錄】
こちらは慕容沖と苻堅がテーマになっているようだ。
残念なことに背景をまるで知らない。
でも大丈夫。
wikiを含め、書いてくれている人はたくさんいるのでそちらが参考になる。
もちろんそれ以外のテーマについても、ここで書いた内容よりはるかにわかりやすい。
それぞれに歴史の面白味がある、と知ることができた。
といったあたりで三無Marblue特集は終わる。
日本の曲も多くあるが、権利関係がどうなっているのかわからないので掲載は控える。
繰り返しになるが、last smileはJASRAC管轄の許容範囲と思われるため共有した。
