《大魚》ではヘルプに入った周深が凄すぎて霞んでしまった郭沁。
でも歌手としての才能は十分すぎるほど持っている。
大人のような落ち着いた優しい声でとても丁寧に歌っている。
やや透明感のある声がまるでブレないところも見事。
これだけしっかりと声をコントロールできるのは素晴らしいと思う。
途中で会場にいる周深が映るのは《大魚》の収録も同じ日だったのだろう。
サビのところで少し出力が足りなくなるが、全体的には安定している。
隣の那英にも劣らないどころか、声の安定感では凌いでしまうほど。
逆に自身の歌でいっぱいになっている那英は問題だ笑
郭沁の声に惹かれるのは彼女の選曲の良さも影響している。
自分の声の特性を把握していて、無理なく歌える曲を選んでいるため「崩れ」がない。
だから彼女の余裕のある歌声は聴いていてとても心地良い。
これでまだプロデビュー前の学生だというから驚く。
これを歌っていたのは17歳の頃なので、今年19歳。
最近は中国が抱えるタレント(才能のある人)の多さに羨ましさを感じている。
今のところ彼女がプロを目指すのか、歌手とは違う道を選ぶのかわからない。
個人的にはプロを目指して欲しいが、彼女と同じくまだ学生の黄霄雲など競争相手は多くいる。それでも「声」という面で劣るわけではないので、歌声をさらに磨いてプロへの道を歩んで欲しい。
最後に原曲を貼って〆る。
※蔡健雅《紫》はNeo Music Production Ltd所属(主宰?)の波多野裕介さんが作曲。
※那英《三生三世十里桃花 Once Upon a Time》の編曲は《大魚》作曲の钱雷。
※利用している動画は全て公式に配信されているものを選びました。
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